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2027年から始まる「新ZEH基準」──GX ZEHで住まいはどう変わる?

2025.11.08

こんにちは。総務、佐々木です。

 

住宅の省エネ化が加速する中、2027年から「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の基準が大きく見直されることをご存じでしょうか?今回は、その新基準「GX ZEH」について、現場目線でわかりやすくご紹介します。

 

ZEHとはなに?

ZEHとは、断熱性・省エネ設備・再生可能エネルギーの3つを組み合わせ、年間の一次エネルギー消費量を実質ゼロにする住宅のこと。国は2050年カーボンニュートラルの実現に向け、家庭部門の省エネを強化しています。

 

2027年からの新基準「GX ZEH」とは?

新しいZEHは「GX ZEH」と呼ばれ、以下のような進化があります。

  1. 断熱性能の強化
    ・断熱等性能等級「5」から「6」へ引き上げ
    ・UA値やηAC値の基準も厳格化
    ・高性能断熱材や三層ガラス、高断熱サッシの採用が必須に
  2. 一次エネルギー消費量の削減率アップ
    ・削減率は「20%」から「35%」以上へ
    ・太陽光発電頼みではなく、建物そのものの性能が問われる
  3. 蓄電池の設置が必須に
    ・発電した電力を自家消費するため、蓄電池の導入が求められる
    ・売電よりも「自分で使う」時代へ
  4. 高度エネルギーマネジメント(HEMS)の導入
    ・家庭内の電力使用を可視化・制御
    ・電力会社との連携で「ディマンドレスポンス(DR)」にも対応

GX ZEHには、性能に応じて以下のタイプがあります。

 

・GX ZEH+:一次エネルギー消費量がマイナス。最高性能
・GX ZEH:正味ゼロまたはマイナス。標準的なGX ZEH
・Nearly GX ZEH:ゼロに近づけた住宅
・GX ZEH Oriented:都市部狭小地や多雪地域向けの先進住宅

 

私たちのような自然に囲まれた地域では、太陽光発電の恩恵を受けやすく、GX ZEHとの相性も抜群です。断熱材や蓄電池の選定、HEMSの導入など、これからの家づくりは「省エネ+自立+スマート」がキーワードです。

 

2027年から始まるGX ZEHは、単なる基準の引き上げではなく、住まいのあり方そのものを変える大きな転換点です。補助金制度も拡充される見込みで、今から準備を始めることで、より快適でお得な住まいづくりが可能になります。

 

GX ZEHって、ちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、要は「これからの暮らしにぴったりな家づくり」の新しいスタンダード。断熱も、省エネも、電気の使い方も、全部がちょっとずつ進化して、より快適でムダのない住まいになっていくんです。
私たちも、地域に根ざした工務店として、お客様の「ちょうどいい暮らし」を一緒に考えていきたいと思っています。性能だけじゃなく、自然とのつながりや、家族の過ごし方まで含めて、GX ZEHをうまく取り入れていけたらいいですね。

2027年に向けて、今から少しずつ準備していきましょう。気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください!

 

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