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ツバメの巣

2026.06.17

こんにちは!

cocochi藤岡萬建設一級建築士事務所、アドバイザーの小倉です。

 

皆さんも一度はツバメの巣を見かけたことがあるかと思いますが、我が家の近所の屋根付き駐車場にもツバメの巣があって、毎年この季節になると、その巣にツバメがやってきて、卵を温めているであろう様子や、生まれたばかりのヒナに餌やりをする様子、そしてしばらくすると巣立っていく様子が見られ、いつもほほえましく観察していました。

ところが今年は、今から1か月ほど前、駐車場の屋根部分のペンキを塗り替える作業が行われ、その際にツバメの巣が撤去されてしまっていました。

今年はツバメを見られないのかな、と思っていたのですが、なんと、去年と同じ個体なのか別の個体なのかは分からないですが、今年もツバメがやってきて、同じ場所で巣作りを始めたのです!

どこから拾ってくるのか、草や枝などを泥などで上手に積み上げて、数日の内に見事な巣を完成させていました。調べると、補強材には唾液を使っているというから驚きです。

ツバメは暖かい場所で過ごす鳥なので、寒い時期にはフィリピンやマレーシアなど東南アジアへと渡り、日本が春にはいり暖かくなってくると、産卵のために戻ってくるそうです。

そして、前年とほぼ同じ地域や場所を選ぶ習性があるそうなのです。

とくに「子育てがうまくいった場所」には戻りやすい傾向があり、これを「繁殖成功の記憶」と呼び、鳥類学の分野でも確認されている行動パターンなのだそうです。

同じ巣に前年と同じツバメ、もしくは巣立ったツバメが戻ることもある、同じ巣に戻らなかったとしても、古い巣を見つけてリフォームして使うこともあるんだそうです。

巣の再利用は、場所の安全性が実証済みで、巣作りにかける時間を短縮でき、繁殖開始を早めることができる、という訳です。なんと見事な生態なのかと感心させられます。

ちなみに、ツバメの巣づくりの条件は

①人通りが多い場所

②ボコボコした巣を作りやすい壁

③雨がしのげる場所

④風通しと日当たりがいい場所
だそうです。

 

人通りが多い場所、というのは意外なような気もしますが、逆に人通りが少ない場所には、他の天敵となる動物(猫、蛇、カラスなど)がいる恐れがあるということを本能的にわかっているらしい、ということだそう。

 

安全で快適な場所で子育てをするための「家づくり」。人もツバメも想いは同じかもしれません。

 

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